2025年度日本地理教育学会 5月例会
参加費無料。非会員の方でも社会科教育,地理教育に関心のある方ならばどなたでも参加できます。- テーマ:未来志向の小学校社会科改訂に向けて
- 日時:2025年5月18日(日)13:00〜15:00/授業参観(任意参加)9:30〜12:00
- 会場:筑波大学附属小学校3階社会科教室(東京都文京区大塚3-29-1)
- 開催方法:例会(ハイブリッド)・授業参観(任意)は対面のみ 申し込み必須です申し込みはこちら
- 主催:日本地理教育学会集会委員会
- 特別授業(午前:任意参加) 指導案:ダウンロード 09:30〜11:10 寺本 潔先生(名桜大教授)「社会科を窓に次世代に培いたい観光の学び ―観光客目線からの思考を通して東京都の魅力に気づく―」
- 5月例会プログラム(午後:例会) 要旨:ダウンロード 13:00 5月例会
- 企画趣旨 魅力的な未来志向の小学校社会科とするために,小学校社会科改訂のアイデアを議論したい。まず,1998(平成10)年と2008(平成20)年の2回の改訂の学習指導要領作成協力者として参画し,現在は小中高において精力的に観光教育の授業を重ねている寺本潔名桜大教授の小学校社会科第4学年の児童対象の出前授業の授業参観を行い(任意),地図活用を核とする未来志向の授業の可能性を考える。 5月例会では,日本地理学会をはじめとする地理関係諸団体の動向やアンケート調査,未来志向の実践から小学校社会科の方向性を検討したい。小学校の学習の検討を踏まえて,中学校社会科地理的分野,高等学校地理総合,地理探究の改訂につなげたい。
- 問合せ先:山本 (静岡大大)E-mail: hakimoto[at]dokkyo.ac.jp ※[at]を@に変更
・1限目:「地域の産業を元気にする観光の役割」を学びます。日本観光振興協会が作成し1『初めての観光副読本』(カラー20ページ)を教材として使用し、観光がこれからの日本や地域を元気にする大事な役割を担っていることを学びます。
・2限目:社会科単元「わたしたちの東京都」の拡大版として「旅行客のニーズに応じた東京観光プランの立案」を4年生なりに挑戦します。東京都の観光パンフレットの読み取りとその活用について提案します。
11:20〜12:00 研究協議会司会進行:山本隆太(静岡大・集会委員長)・大高皇(跡見女子大・集会副委員長)
会場校より:由井薗健(筑波大附属小)
13:10趣旨説明 田部俊充(日本女子大・会長)
13:20報告(各15分)
報告1 井田仁康(筑波大学名誉教授):小学校社会科の現状と課題―教科間の連携と小学校から高等学校までの一貫性―
報告2 村山朝子(茨城大学名誉教授):小学校社会科における『世界』と『日本』:アンケート調査から見た考察とカリキュラム改善の提案
報告3 吉田和義(創価大(非)):地図活用から見た小学校社会科の課題
14:10総合討論14:40コメント:飯塚耕治(春日部市立豊野小学校)
14:50総括:秋本弘章(獨協大・常任委員長(副会長))