2024年度 日本地理教育学会 第74回大会のご案内(5/1.ver)



各種申込み
※一般発表申し込み【終了(2024年6月16日・日曜日)】:一般発表申し込み要領(←こちら)をご確認のうえで、要旨を作成し、お申込みください。

※懇親会(1日目・夕方)申込み(受付中):「懇親会」参加申込フォーム(←こちら)(当日申込も可能ですが、参加人数の把握のため,8月19日までに入力してください)。
※エクスカーション(2日目・午後)申込み(受付中):「エクスカーション」参加申込フォーム(←こちら)(参加定員20名)

●大会概要大会案内PDF
1.大会会場:名古屋学院大学
  会場の住所:〒456-8612 名古屋市熱田区熱田西町1番25号 名古屋キャンパス しろとり
  交通:地下鉄名港線「日比野」駅または名城線「西高蔵」駅下車、徒歩約10分(500m)
    *詳細地図は大学ホームページをご覧ください(学内駐車場は利用できません)。
    *宿泊は栄駅か金山駅周辺が便利です(宿泊場所は各自でお探しください)。
2.日程:2024年8月24日(土)・8月25日(日)
  時間等は変更となることもあります。あらかじめご了解ください。
  1日目(8/24土)評議員会,会長講演,シンポジウム,総会,懇親会
  2日目(8/25日)午前:一般発表,午後:エクスカーション
3.費用:大会参加費 2000円(要旨集含む),懇親会費 5000円
4.大会実行委員会: 委員長 國原幸一朗(名古屋学院大学)kunihara@ngu.ac.jp(@は半角に)
5.共催:名古屋学院大学
6.後援:愛知教育大学,愛知県教育委員会,名古屋市教育委員会,名古屋地理学会,愛知教育大学地理学会,愛知教育大学社会科教育学会

1日目(8月24日・土)詳細
※評議員会が10:30~11:30・翼館401会議室であります。
●会長講演 (12:30~13:15) 翼館クラインホール
●公開シンポジウム (13:30~16:00) 翼館クラインホール
 1.テーマ:地理教育における探究
 2.趣 旨:現行の学習指導要領下では、学習の問題を追究・解決する学習の充実を図り、「主体的・対話的・深い学び」を実現させることが求められている。高等学校では、「地理探究」など、「探究」を含む科目が新設され、「探究」志向が強まっているが、高等学校に限らず、各学校で「探究」は、どのように取り組まれているだろうか。そこで、今回のシンポジウムでは、社会科や地理歴史科での授業実践を通して、「探究」の現状や課題を確認し合いながら、改めて、地理教育でどのような「探究」を行うことができるかについて議論を深めてみたい。
 3.オーガナイザー:國原 幸一朗(名古屋学院大学)・近藤 裕幸(愛知教育大学)
 4.パネリスト:倉田 舞(愛知教育大学附属特別支援学校)
         児玉 和優(愛知教育大学附属名古屋中学校)
         松樹 琴乃(愛知県立一宮高等学校)
 5.コメンテーター:金 玹辰(筑波大学)・鈴木 允(横浜国立大学)
●総会(16:10~17:10)翼館クラインホール
  ※総会終了後に出版文化授賞式(予定)
●懇親会(18:00~)
  ◆会場:名古屋国際会議場3号館カフェテリア カスケード
  ◆申込み:「懇親会」参加申込フォーム(←こちら)(当日申込も可能ですが、参加人数の把握のため,8月19日までに入力してください)。
  ◆費用:5000円
2日目(8月25日・日)詳細
●一般発表 (9:00~12:20)
【申し込み終了】一般発表希望者は一般発表申し込み要領をご確認ください。
第1会場(曙館301教室)
 09:00 101 髙橋想奈(秋田大・院):見学型フィールドワークを疑似体験できる360度カメラを用いた教材開発―小学校第3学年・社会科での活用を視野に―
 09:20 102 郷 七海(筑波大・院):日本の小学校おける地図学習の内容分析―イギリスの教科書・地図帳との比較観点から―
 09:40 103 佐藤浩樹(神戸女子大):平成29年版小学校社会科学習指導要領の内容構成についての批判的検討―地理的内容を中心に―
 10:00 104 石元周作(大阪市立野田小):地図の意味の基礎を理解する小学校3年生の地図学習の実践―GISの活用とまちたんけんのハイブリット―
 10:20 105 飯島典子(宮城教育大)*・石川あいり(宮城教育大・学):プログラミングを取り入れた防災教育の授業デザイン
 10:40 106 飯塚耕治(埼玉県春日部市立豊野小学校):公立小学校における水害リスク把握のためのウェブ地図の効果的活用―埼玉県春日部市立豊野小学区の事例から―
 11:00 107 大矢幸久(学習院初等科/兵庫教育大・院):地理的概念を視点とした初等地誌学習カリキュラム編成の論理―イングランド初等地理テキストブックを事例として―
 11:20 108 初澤敏生(福島大):福島師範附属小学校が作成した「鄕土の觀察」授業計画の学習内容と「讀圖力」育成について
 11:40 109 嶋 俊樹(筑波技術大/兵庫教育大・院):視覚障害児の地理的空間認知の実態把握に関する検討
 12:00 110 伊藤裕康(文教大):静かなる地理教育の危機2-地理の公民分野化と地公連携
第2会場(曙館302教室)
 09:00 201 小澤裕行(犬山市立城東中)*・伊澤直人(西尾市立東部中)・國武聖志朗(知多市立東部中):観光をテーマとした地域学習における小中高一貫地理教育カリキュラム
 09:20 202 児玉和優(愛知教育大学附属名古屋中)・栗本一輝(愛知教育大学附属名古屋中学校)*・八木龍一(愛知教育大学附属名古屋中学校)・清水亮祐(名古屋市立栄小学校)・鈴木 瞭(名古屋市立緑高等学校):産業学習における小中高一貫カリキュラムの提案
 09:40 203 丹治達義(筑波大学附属視覚特別支援学校)・嶋 俊樹(筑波技術大):拡大し、情報を精選した学習用地図帳『みんなの地図帳 初訂版』の開発と実践
 10:00 204 寺本 潔(名桜大):観光DXを題材に生徒の地域振興への提案力を引き出す学び
 10:20 205 酒井喜八郎(南九州大):SDGs観光教育としての社会科地理「観光地宮崎」の授業設計―人物・時間軸・経済の視点から―
 10:40 206 佐々木智章(早稲田大学高等学院):農山漁村との交流における体験側の現地貢献のあり方に関する検討
 11:00 207 七里広志(兵庫教育大連合大学院・院/草津市立老上中):中学校地理的分野「地域の在り方」を未来志向へ高める学習の実践と成果
 11:20 208 岩本廣美(奈良教育大名誉教授/創価大・非):「教職地理学」の授業におけるフィールドワークの実施に関する一考察―創価大学(八王子市)における授業実践事例を通して―
 11:40 209 香川貴志(京都教育大):小豆島エクスカーションを通じて観光業と食品産業の存立基盤を学ぶ―2024年8月に実施した小豆島における2泊3日の現地授業を中心に―
 12:00 210 菊地達夫(北翔大):地誌学における静態・動態地誌的手法による授業改善と成果
第3会場(曙館303教室)
 09:00 301 住本冬羽(釧路湖陵高)*・平野優人(東京学芸大・院)・青木 久(東京学芸大):リアス海岸の発達に関する一考察―神奈川県三浦半島南部の事例―
 09:20 302 続木敏之(駒場東邦中・高)*/飯田和也(武蔵野大):総合的な探究の時間を見据えたジオパークの利用
 09:40 303 髙井智大(東京学芸大・学)*・青木 久(東京学芸大):静岡県富士宮市芝川に発達する河食谷の深さの場所的差異について
 10:00 304 伊藤智章(静岡県立富士東高):高等学校「地理総合」における通年型「地域調査」の実践の試み
 10:20 305 宮﨑沙織(群馬大)*・佐藤真久(東京都市大)・阪上弘彬(千葉大)・中村理恵(群馬県立高崎女子高)・山本隆太(静岡大):社会問題の解決を目指す「解決志向型」の地理学習の実践に向けて―システム思考を基盤とした取り組みからの提案―
 10:40 306 首藤慧真(広島井口高/広島大・院):システム思考を働かせて最適解を見出す社会問題学習の提案―地理教育における社会認識形成と市民的資質育成の両立をめざして―
 11:00 307 泉 貴久(専修大松戸高):社会的諸課題への当事者意識と社会参画能力の育成を目指した「地理総合」の授業実践―システム思考に関わる2つの能力を基軸にして―
 11:20 308 山内洋美(宮城県仙台西高):地理総合「持続可能な地域づくりとわたしたち」に学習手法ミステリーをどう生かすか―地理総合と地理探究の接続を意識して―
 11:40 309 後藤 丞(東京学芸大・院/駒場東邦中高・非)*・続木敏之(駒場東邦中学・高等学校)・飯田和也(武蔵野大/駒場東邦中学・高等学校・非):高校地理における火災リスク認知を高める授業方法の検討―火災高危険度地域に所在する都内私立中高一貫校での実践を通して―
 12:00 310 佐藤優大(筑波大・院):地理総合における当事者意識を育成する防災教育-石巻市日和山・門脇地区の災害遺産に着目して-
第4会場(曙館304教室)
 09:00 401 奥野一生(名古屋商科大・非):大学における地理学授業の事例 地理学専攻生以外を対象として
 09:20 402 開藤拓海(筑波大・院):地理総合大項目B「国際理解と国際協力」におけるGISの有用性―SDGsの達成に向けた地理情報科学の手法の活用可能性―
 09:40 403 小谷恵津子(玉川大)*・青柳慎一(平成国際大・非)・植田真夕子(北海道教育大旭川校)・岩見和行(神奈川県立湘南高)・(株)帝国書院研究室:概念形成に着目した地図活用能力の系統性(3)―高等学校地理総合における試案の作成―
 10:00 404 宮原千嗣(筑波大・院):地理総合における「事例からなぜそうなるのかを考える」学習―教科書分析を通して―
 10:20 405 世良田基暉(専修大松戸高・非/筑波大・院):高等学校地理探究における作問を通した地誌学習の提案―教員を目指す学生を対象としたプレテストを通して―
 10:40 406 田部俊充(日本女子大):ニューヨーク市のまちづくりに関する地誌的研究
 11:00 407 小松﨑蒼也(筑波大・院):高等学校地理探究の教科書における地誌学習単元の現状と課題―地域区分と考察方法に着目して―
 11:20 408 林 靖子(獨協埼玉中高):地域調査の学習におけるフィールドワークの一考察―位置と分布に注目した校内フィールドワークをもとに―
 11:40 409 阪上弘彬(千葉大)*・中村洋介(公文国際学園中高)・大矢幸久(学習院初等科)・椿 実土里(北海道恵庭南高)・林 靖子(獨協埼玉中高):日本の小中高の地理教育ではフィールドワークはどのようなテーマで研究されてきたのか―システマティックレビューの最終報告―
 12:00 410 宅島大尭*(大阪産業大)・中村秀司*(鳥取県立鳥取西高):地理教師はどのような評価問題をなぜ「良問」と考えるのか―高校教師への聞き取り調査から―
●エクスカーション(13:00~ 16:20頃、名鉄神宮駅近くで解散予定)
  ◆場所:名古屋学院大学周辺
  ◆申込み:「巡検」参加申込フォーム(←こちら)
   参加定員20名程度
  ◆ファシリテーター:近藤裕幸
  ◆運営:池俊介(早稲田大),秋本弘章(獨協大),牛垣雄矢(東京学芸大),青木久(東京学芸大),國原幸一朗(名古屋学院大)


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